通訳を目指す人が行う英語学習法、シャドーイング

30代の終わりに、大人留学を目指して真剣に英語を勉強していた時期があります。諸事情で結局留学はあきらめましたが、当時はかなり英語力がついたと自負しています。
留学するなら何より必要だと思ったのは、リスニング力です。当時英語を勉強している人たちともずいぶん知り合いましたが、リスニングが得意という人は一人もいませんでした。私ももちろん苦手でした。
リスニングの力をつける方法として有名なのが、シャドーイングです。これは、CDなどの音声教材を使いながらの学習法で、通訳養成にも使われている方法です。テキストは見ずに、流れてくる英語を耳だけでとらえ、その英語をそのまま同じように声に出しながら、延々と英語を追いかけるというものです。聴くのと話すのを同時に行うもので、音楽の輪唱のような感じを想像するとわかりやすいと思います。
不思議なことに、きちんと聞き取れている時はすらすらと英語が出てきますが、聞き取りが怪しくなると口から英語が出てこなくなります。自分が何を聞き取れていないのか、はっきりと知ることができます。そもそも、知らない単語は聞き取ることができません。語彙力の無さも実感し、単語はその都度覚えるようにしていました。
シャドーイングを行う場合は、すらすらと英語が口から出てくるようになるまで、同じ英文を繰り返して練習する方が効果的なようです。文法上の分構造などもスピーディに捉えることができるようになります。
そして何よりも大切なことは、短い時間でいいから毎日続けること。シャドーイングは短期集中の学習法なので、社会人の方におススメです。
英語 発音 矯正